JOURNALジャーナル

JOURNAL

何種類知ってる?ジーンズの加工方法

筆者は学生の頃、ジーンズはリジッドしか穿かないという謎のポリシーに支配され「俺がお前を世界一のジーンズにしてやるよ」と毎日ジーンズに語りかけては穿いていたのですが、社会人になり流石にスーツの下にジーンズも穿けなくなった頃から加工の施されたジーンズにとても魅力を感じはじめました。

 

なにせ、はじめからかっこいいのですから。

 

手間を掛けて格好良くする必要もなく、買ったその日から穿き慣れたジーンズのような履き心地。今回はそんな、あまり知られていないデニム加工方法についてまとめてみました。

 

・ワンウォッシュ

MINE

約60℃のお湯でジーンズを洗い、糊を落とす洗い加工。生地の色落ちは殆ど無く、リジッドの状態に比べてソフトな履き心地が特徴です。

 

・ストーンウォッシュ

MACKINTOSH

軽石や研磨剤と一緒に巨大だ洗濯機で洗う事によって生地の表面を摩耗させます。軽石で擦れた部分が色落ちし、着古したかのような風合いが特徴です。

 

・ブリーチ

SHOPLIST

酸化剤、還元剤を使用し強制的に色を分解し、脱色する加工。脱色の程度によりかなり印象が異なるが、淡い色味に仕上げる事が多いです。

 

・ケミカルウォッシュ

SHELTTER WEBSTORE

漂白剤に漬けた軽石と洗う加工。ストーンウォッシュの仕上がりにコントラストを付けたような独特の仕上がりが特徴です。

ケミカルウォッシュ加工とは

・サンドブラスト

Runway channel

コンプレッサー等で圧縮した空気で砂を吹き付け、生地を摩耗させる加工。こちらも着古したような風合いが特徴です。

 

・シェービング加工

WEAR

サンドペーパーや電動ブラシ等を使い、生地表面を削り色を落とす加工。手作業の為、部分的に用いられる事もあります。

 

皆様はいくつ知ってましたか?

今回、紹介した加工方法以外にも沢山の加工方法があるので、ご自身のジーンズが、これから買うジーンズがどのような加工を施さられているのか、調べてみるのも面白いかもしれませんね。

 

【関連記事】

シルケット加工でデニムの表情を変える術

撥水と防水の加工の違い

オゾン加工とは

 

  • SHARE