テレワークにも最適なハイパーストレッチジーンズと防水ジーンズ
1月下旬から徐々に広がり始めていた新型コロナがついに我が国でもついに非常事態宣言が出されるまでになりました。
4月7日夕方に東京、大阪、兵庫などの7都道府県に、4月16日夕方には全都道府県に広がりました。
これが出される前、3月上旬ごろから徐々に時短や在宅勤務をする企業が増えてきていましたが、非常事態宣言以降、その数は圧倒的に増えました。
あ、すみません、ニュース解説のコーナーではありません。いつものBMCジャーナルです。ここから本題が始まります。
在宅勤務で変わる仕事着のスタイル
長い企業だと4月8日から5月6日まで時短や在宅勤務が続けられます。短い企業でも4月17日から5月6日までとなっています。
日本の戦後史において、全国的にこれほどの長期間、各企業が揃って在宅勤務をしたことはありません。
この在宅勤務が可能になった背景としてはインターネットの普及があります。
インターネットが普及しておらず、電話とFAXのみが通信手段という状況ならこれほど大規模な在宅勤務には踏み切れなかったでしょう。
さて、1ヶ月弱に及ぶ在宅勤務で、仕事着のスタイルは大きく変わります。
仕事風景を想像してみましょう。パソコンの前に座り、スマホを横に置いて、メールのチェックや返信をしたり、Wordやエクセル、パワーポイントで書類やレジメを作ったりという作業が中心になります。また、スマホを使っての通話での打ち合わせに加えて、ビデオ会議、ビデオ通話なども行われるでしょう。
ビデオ会議やビデオ通話の際、やっぱり寝間着のままでは相当にまずいでしょう。
そのため、トップスはきちんとしておく必要があります。男性なら襟付きのシャツにカーディガンやベスト、あたりが無難でしょう。
しかし、下半身はパソコン画面には映りませんから、画面の向こうの相手にバレなければ何を穿いていても構わないということになります。
楽さでいえば、スエットのパンツということになりますが、若い人以外ではちょっと寝間着に見えてしまい、個人的にはお勧めできません。自宅にこもり切りなら寝間着みたいなスエットパンツでも構わないでしょうが、仕事の合間にコンビニに物を買いに出たり、スーパーに買い物に行ったりする際、もう少しキチンと見えた方がよいのではないかと思います。
実は在宅でもBMCのパンツは最適!
そこで、BMCのパンツ類を穿いてみてはどうでしょう。
え?BMCのパンツって現場作業用じゃないの?
と思った貴方は、ちょっと読みが浅い。
どうしてBMCのデニムパンツが現場作業用として利用されているのかというと、伸縮性のあるハイパーストレッチデニム生地で作られているからです。
立ったりしゃがんだり、かがんだりと動きが多い工事現場で着用するには、それを妨げないストレッチ性が必要となります。
ストレッチ素材がカジュアルやワーキングに浸透し始めたのは2005年前後のことです。それまで、カジュアルウェアにもワーキングウェアにもストレッチ素材はほとんど利用されていませんでした。
生地に伸縮性がないため、その分、ヒップや太もも、ふくらはぎなどの各部位のサイズ取りは大きめにならざるを得ません。スキニーやスリムシルエットでは身動きが取れません。ですから、昔のワーキングウェアはダボっとしたシルエットをしていたのです。今の若い人はご存知ないかもしれませんが、2000年頃までの現場作業服といえば、上下ともにダボダボのシルエットでした。
時々、工事現場を見かけることがありますが、今、現場で働いている人たちの作業服でダボダボシルエットはほとんど見かけません。多くの人がスキニーやスリムシルエットの作業服を着ています。(肥満が酷い人は別ですが)
それはストレッチ素材が普及したからです。
その中でもとりわけ伸縮性が高いのがBMCが採用しているハイパーストレッチ素材です。
BMC URBAN CARGO PANTS VOLCANO & OCEAN / C88W
伸縮率が高いので、体を動かすのが非常に楽です。現場作業以外でも自宅着として穿いてみてはどうでしょうか。スエットパンツに近い快適性がある上に、そのまま外出着としても利用できます。
在宅勤務でプライベートな時間も増えますから、料理をしたり掃除をしたり庭やベランダでの園芸なんかをする機会も増えるでしょう。
その際は、BMC本来の役割であるワーキングウェアとしても活用できます。
もちろん作業をすれば汚れたり擦り切れたりしますが、そこはデニム生地のマジックです。デニムという生地だけは、汚れても擦り切れても穴が開いても許される唯一の生地なのです。
わざと穴を開けたクラッシュジーンズやつぎはぎにしたリメイクジーンズ、汚れ加工を施したジーンズなどは普通の店でも売られていますが、ジーンズ以外の服で穴が開いたり、汚れたりしても「それが味だ」と言われる服があるでしょうか?スーツ、ワンピース、スカート、コート、どれも擦り切れて穴が開いて汚れてしまえば見映えは悪くなります。
デニム生地だけがそれを「味だ」と評価されますから、万が一、作業で汚れたり穴が開いても大丈夫なのです。
でも、「汚れはちょっと苦手」という方もおられるでしょうから、そういう方のためには、BMCのカレー汁でさえ、浸み込まないBMCの「防水ジーンズ」をお勧めします。水が浸み込まないのは当然のことながら、カレーの汁も浸み込みませんからよほどの汚れ以外は、表面に施された防水加工が寄せ付けません。ずっとキレイ目を保ちたい人にはうってつけのジーンズです。おまけにストレッチ性もあります。
そんなわけで今回は在宅勤務でも使えるBMCのハイパーストレッチジーンズと防水ジーンズについてでした。
ライター:南 充浩(みなみ みつひろ)
1970年生まれ。大学卒業後、量販店系衣料品販売チェーン店に入社、97年に繊維業界新聞記者となる。2003年退職後、Tシャツアパレルメーカーの広報、雑誌編集、大型展示会主催会社の営業、ファッション専門学校の広報を経て独立。現在、フリーランスの繊維業界ライター、広報アドバイザーなどを務める。 2010年秋から開始した「繊維業界ブログ」は現在、月間20万PVを集めるまでに読者数が増えた。2010年12月から産地生地販売会「テキスタイル・マルシェ」主催事務局。 日経ビジネスオンライン、東洋経済別冊、週刊エコノミスト、WWD、Senken-h(繊研新聞アッシュ)、モノ批評雑誌月刊monoqlo、などに寄稿 【オフィシヤルブログ( http://minamimitsuhiro.info/ )】