デニムのサイズの測り方
ネット担当コトです。
今日はジーンズなどBMCのボトムスの測り方についてご紹介したいと思います。
BMCでは通常、テーブル上に製品を広げて置き(平置き)、うちの敏腕パタンナーがメジャーで測っています(実寸)。
採寸する製品は、テーブルに対してフラットな状態になるよう少し手でならします。
伸縮性がある製品(ストレッチ生地など)も、生地を無理に引っ張って伸ばしたりせずに採寸しています。
「製品になる前のサンプル(試作)品や縫製前に指示した寸法と仕上がった製品の寸法が、指定の寸法と違うううぅぅ!」
なーんてことが良くあるので、ウェブページ上では実際の製品として上がった完成品を測ったサイズを掲載しています。
では、各部位はどのように測っているのでしょうか。
まず、ジーンズのボタンやファスナーは閉じ、前中心と後ろ中心を合わせ作業台の上に広げて置き、フラットに測れるようデニム生地を手で軽く押さえてならしておきます。
●ウエスト
平置きしたジーンズの左右の最上部を採寸します。
採寸した長さ×2が一周のウエストサイズです。
●わたり幅
股部分の縫い合わせを基準に、地の目に直角になるようにして脇端まで直線に測ります。
●ヒップ
股部分の縫い合わせからジーンズの端部分まで地の目に合わせて垂直に線を作ります。
その線から地の目に合わせて7cm上の前中心から後ろ中心までを採寸します。
採寸した長さ×2が一周のヒップサイズです。
●股上
ワタリから垂直にトップ上端まで測ります。
●股下
股部分の縫い合わせを基準にして、インシーム(内側の縫い目)に沿うようメジャーを少しずつ裾まで測ります。
ちなみに、BMCのオリジナルジーンズBM68/BM78は全て股下78cmに設定されています。
そして、Sサイズは29インチ相当、Mサイズは31インチ相当、L=33インチ相当、XL=35インチ相当です。
製品としてのジーンズは、サイズ毎に寸法が異なってくるため、グレーディングという難しさもありましたね。
多くのジーンズのデニム裁断は工業的な自動裁断ですが、ミシンを使っての縫製は人の手作業ですし、湿度や温度などいろんな要因で生地の縮率によって実寸が変わることがあります。
サイズ表記で難しいのがリジッドデニム。洗うとかなりサイズが縮まります。
また、ジーンズの股上サイズによっては、ウェストのどの位置と採寸サイズが合うのかにも気になるところかと思います。フィット感が違ってきますもんね。
同じ製品・同じサイズであっても個体によって表記サイズからの微妙な差異は生じ得ます。
平置き実寸で採寸するのも人の手ですしね~。
ということで、今回のデニムの採寸の仕方などを、サイズ選びの参考にしていただけたら幸いです!
まずは1本、お気に入りのBMCジーンズを見つけて基本としていただけたら嬉しいです~
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